3日間の起業体験イベントで気づいた、ここ数年の自分に足りなかったもの
完全なる自分用のメモです。暇な人だけお読みください。
3/8-3/11で新潟県に行き、Startup Weekend Niigataという3日間の起業体験イベントに参加してきました。予想通り、参加者の多くが新潟大学の学生で、学びになることが多く、本当に参加してよかったです。
実は、そのイベントの最終日の夜に、ここ数年の自分に足りなかったものに気づき、あまりにも衝撃を受けたので二度と忘れないように、今回は文字で残すことにしました。
ここ数年の自分
とりあえず、ここ数年の自分について簡単に。ここ数年は、特別に何か成長したとかはなく、何かを成し遂げたとかもなければ、大きな失敗もあまりありませんでした。
簡単にまとめると、結局はコンフォートゾーンからほぼ出ていなかったなー、という感じです。
新潟の大学生の学ぶ意欲がすごい
Startup Weekend Niigataでは、初日に参加者同士でチームを作り、3日間共にします。僕のチームには新潟大学の学生が2人いました。
彼らは2年生と3年生で、とにかく学ぶ意欲がすごいんです。何か少しでも腑に落ちなかったり、知らないことがあれば、それに納得するまでとにかく質問しまくってました。
またイベント終了後の懇親会でも、彼ら2人はもちろん他の新潟大学生の学ぶ意欲が半端なかったです。
その時にここ数年の自分に足りなかったものがはっきりと見えました。それは「学ぶ意欲」です。
これに気づくのは難しくもありました。なぜなら、僕自身は自分は学ぶ意欲がある人だと思い込んでいたので、そこについて疑うなんてありえなかったんです。
後輩とばかり話して、先輩の方とほとんど話さなかった
またイベントもその後の懇親会も自然と、後輩の学生とばかり会話をしていました。彼らからの質問に自分は回答するばかりで、自分が知らないことについて質問したりと、学ぶ意欲がほぼなかったと気づきました。
先輩起業家から新潟大学学長までいらっしゃっていて、彼らから学ぶ大チャンスであったのに、ほぼ会話をしませんでした。
なぜこんなにも学ぶ意欲が弱くなってしまったのか
学ぶ意欲が弱くなった理由は、「常に自信満々でなければいけない」という強迫観念に駆られていたことが、一番だと思います。
思い返すと、ここ数年の自分は、自信がない素振りをほとんど見せていなかったと思います。「常に自信がある」自分を演じていたし、そうでなければいけないとも思っていたのです。
これの何が問題かと言うと、常に自分が完璧である必要があるわけです。もっと言うと、知らないことや苦手なことは誰しもあると思いますが、そういう場面(学びになる場面)から逃げてしまう傾向に陥りがち。
知らないことや苦手なことを克服して成長するためには、自分が未熟であることを受け入れる必要があります。ですので、「常に自信がある」状態を演じていた自分は、未熟である自分を受け入れることができず、学びになる場面からコンフォートゾーンへと逃げ込んでしまっていたのです。
偽りの自信に意味はない
さきほどの話に戻すと、新潟の大学生は学ぶ意欲はもちろんすごかったのですが、知らないことや苦手なことに関して、素直に「自信がない」と意思表示しつつもそれを克服して成長しようとしていました。
新潟の大学生と3日間行動を共にしたことで、「ここ数年の自分に足りなかったもの」に気づくことができて本当によかったですし、彼らには感謝しかありません。
今日から、自信がないときは素直にそれを認めて、むしろ成長できる場面だとポジティブに考えて生きていきたいです。